静的サイトジェネレーターMiddlemanをインストールして起動する方法
Middlemanとは
Middlemanは、静的サイトジェネレーターです。 HTML・CSS・Javascriptで構成されるサイトを効率よく作ることができるフレームワークです。
JekyllやHugo,Hexoなど他にも静的サイトジェネレーターはありますが、 Middlemanは、Ruby製で、SassやHaml, CoffeeScriptなども使えることや、Gemでパッケージが管理するこができます。 普段 Ruby on Rails環境で開発している人には、とてもすんなり開発を始められると思います。
Middlemanの公式サイトはこちら
Middleman: 作業を効率化するフロントエンド開発ツール
Middleman はモダンな web 開発のショートカットやツールを 採用した静的サイトジェネレータです 引用 https://middlemanapp.com/jp
Middlemanのインストール方法
それでは、Middlemanをインストールしていきたいと思います。
Rubyのインストール
まず、最初にRubyが必要になります。 Mac環境であればRubyがもともとインストールされていますが、 Rubyがインストールされていな環境や、Rubyのバージョンが古い場合は最新版(安定版)のインストールをおすすめします。
また、Rubyをインストールするにあたり、RVMをおすすめしています。 RVMは、Rubyのインストールやプロジェクト毎にRubyをバージョン管理したり、Gemの管理もしてくれるすぐれものです。
RVMの公式サイトはこちら
RVM: Ruby Version Manager - RVM Ruby Version Manager - Documentation
RVMのインストール方法や使い方についてはこちら
Gemのインストール
GemはRubyに特化したパッケージングシステムです。 そのGemの中に、Middleman用のライブラリがあるのでインストールします。
Gemのインストールは、ターミナルなどから下記を実行します。
gem install middleman
実行すると、Middlemanに必要な諸々をインストールしてくれます。
プロジェクトの作成
middlemanのインストールが完了したら、次はプロジェクトを作成します。 プロジェクトの作成には、下記のmiddlemanのコマンドを実行します。
middleman init [project_name]
※ [project_name]には、好きな名前を指定してください。
実行すると [project_name]/ディレクトリが作成され、下記のようなファイル構成となります。
[project_name]/ +-- .gitignore +-- Gemfile +-- Gemfile.lock +-- config.rb +-- source +-- images +-- index.html.erb +-- javascripts ¦ +-- site.js +-- layouts ¦ +-- layout.erb +-- stylesheets +-- site.css.scss
Middlemanの起動
ここまで成功したら、インストール作業は終了です。 下記のコマンドをターミナルから実行して、ローカル環境用のサーバーを起動します。
middleman server
または
middleman s
下記のようなメッセージが表示されたら
== The Middleman is loading == View your site at "http://localhost:4567", "http://127.0.0.1:4567" == Inspect your site configuration at "http://localhost:4567/__middleman", "http://127.0.0.1:4567/__middleman"
ブラウザからhttp://localhost:4567にアクセスしてみましょう。 下記のような画面が表示されたら、ローカル環境の立ち上げ完了です。